【講演】2019年5月13日(月) お城と日本人のつながり|ゲストスピーカーとして登壇しました

山名氏城跡保存会での出来事
野口

「平安ロータリークラブ」様の例会にて、ゲストスピーカーとして登壇させていただきました。

平安ロータリークラブ様では、例会にスピーカが来られるのは初の試みとのこと。
そんな初めての機会にお呼びいただき、とても光栄です。ありがとうございます!

今回は「お城と日本人のつながり」と題しての講演です。
私が参加している「山名氏城跡保存会」でのエピソードをご紹介させていただきました。

山名氏城跡保存会は、兵庫県豊岡市出石町を拠点に活動する、その名の通り城跡の保存会です。
山名氏というと、応仁の乱のきっかけをつくった人物のひとりとして「山名宗全」が有名ですが、その一族が治めていた有子山城と此隅山城を中心に、史跡の保存と整備を行っています。

毎年初夏と晩夏には、2つの城を会員たちが草取りや草刈りをします。
そのときに、地元の有志たちも手伝いに駆けつけてくれるのですが、そのときの神々しく感動的な光景をご紹介しました。

いつも見慣れている景色を、地元の方たちが「美しいなぁ〜」と感嘆の声をあげていたのです。
うっすらと涙を浮かべていた方もいらしたのではないでしょうか。
「お城は地域社会の観光資源・資産になる」と実感した出来事でした。

なぜお城が残っているのか?
それを解き明かすことは、新たなビジネスチャンスの開拓や、いまあるビジネスの再構築のヒントにもつながります。

人類の歴史は、人生の最高の教科書であるように、お城が紡いできた歴史もビジネスのバイブルになり得るのです。
私の話が、経営者のみなさまのビジネスに少しでもお役に立てたら幸いです。

平安ロータリークラブのみなさま、貴重な機会をありがとうございました。

この記事を書いた人

お城カタリスト