お城カタリストの野口です！
3月6日(月)に開催された「熱い思いを伝えたいスピーチ発表会」にスピーカーとして登壇しました。
その発表会にラジオ局の取材が入りまして、番組で紹介されることになりました。
4月2日(日)オンエアです。お聞きになっていただけると嬉しいです。
なぜ私がスピーチの発表をしたかというと、学んでいた話し方講座の総まとめの発表会だったからです。
昨年11月から2月までの3か月間、津田なおみさんの「話し方を教えない話し方講座」に通っていました。
講師である彼女は、私の数年来の友だちの「なおちゃん」。
なおちゃんは、テレビやラジオのアナウンサーや司会など、長年、声と話すことを仕事にしてきたプロ。そして企業のアナウンス研修だけでなく、今では大学で講師もされるほどの実力者です。
「もっと心に響く話し方がしたい！」そう思って、信頼する彼女の講座に参加しました。
そんな彼女からは、話し方のノウハウではなく、話し手としての「在り方」を教えてもらいました。
話し手として、ひとりの人間として、正直であること。誠実であること。
それが一番重要な在り方だと学びました。
私は、物の心ついてからずっとずっと、自分のことが好きではありませんでした。
いえ正直に言うと、自分が嫌いでした。大嫌いでした。
それなのに、お城に出会ってからの私は、お城が好きで、お城に行きたくて堪らないでいる自分に驚きながらも、「よく分かんないけど、面白いヤツだな」って自分のことを思うようになりました。
これまでどんな趣味も長続きしなかったのに、お城にどっぷりハマっている自分を「どうしてこんなに笑っちゃうくらいお城が好きなんだろう？」と、ずっとずっと不思議に思っていました。
だから、その「どうして？」の答えを探したいと、真正面から自分の心と向き合うことにしました。
講座を受講してから発表会までの約3ヶ月間は、自分自身を深く見つめる、長くて、正直苦しい時間でした。
今まで目をそらしてきた自分のネガティブな感情を目の当たりにしたり。
お城に出会えたことは奇跡だ、私はなんて幸運なんだとテンションが上がったり。
ジェットコースターのように感情を起伏させながらも、自分の内面と真摯に向き合いました。
その「話し方を教えない話し方講座」での学習の成果を発表する場が、3月6日に開催された「熱い思いを伝えたいスピーチ発表会」です。
会場は、大阪中央公会堂。
こんなに素敵な会場で、自分の思いを発表するチャンスに恵まれた私は幸運ですね。
なおちゃんの「話し方を教えない話し方講座」に参加しなかったら出会えなかったかもしれない4人の仲間と一緒に、精一杯の思いを込めてスピーチしました。
ゆる無添加生活を始めた、上田美晴さん
幼児教育は実は親教育と伝えたい、白須英里子さん
男女関係なく自分が人生の主役と話す、組織活性化コンサルタントの繁村早百合さん
薬膳までの道のりをドラマチックに話す、薬膳料理研究家の槇玲さん
そして、大好きなお城に自分の生き方を重ね合わせて話す、お城カタリストの私
私が3ヶ月間トコトン向き合って出した答えは「お城が大好きな自分が好き」でした。
好きなものを好きと言えるって、幸せですね。
「好き」を受け入れてくれる相手がいるから成り立つことです。
とてもとても、優しい世界がそこにはあります。
綺麗ごとではなく、自分のまっすぐな思いを発表することができたこと。
60名近くのお客様に聞いていただいたこと。
この経験は、私の一生の宝物です。
お越しになった皆さま、ありがとうございました。
教えてくれた なおちゃん、一緒にチャレンジした仲間たち、本当にありがとう。
「好きなものを好きと言える優しい豊かな世界」をつくるために、これからも大好きなお城の感動と楽しみ方を、目いっぱい発信していきたいと思っています。
ぜひ、ラジオでお城カタリストのチャレンジをご視聴ください。
では、また！