二条城の非公開エリアで美味しい朝食をいただける特別なイベントをご存知ですか?
それは『香雲亭で愉しむ朝食~京のゆば粥御膳~』。
2023年7月15日(土)から9月30日(土)までの、期間限定で開催される特別なイベントです。
1日40名様だけが味わえる、完全予約制のスペシャルな体験です。早めのご予約をオススメします。大切な人とご一緒にいかがですか?
香雲亭と清流園とは
「香雲亭」は、江戸初期の豪商・角倉了以(すみのくら りょうい)の邸宅から移築した、歴史的な建造物です。
庭園の庭石800個も角倉了以のお屋敷から移したもので、その庭石と全国から集めた名石300個を使ってつくられているのが「清流園」です。
庭園には、日本古来の「おもてなし」の心がつまっています。
眺望する場所から、一番美しい姿で眺められるよう、計算されつくられているのが庭園です。
いつもは立ち入り禁止のため、外側からしか眺めることができない二条城の「清流園」。
本来このお庭は、眺望する場所である「香雲亭」からの眺めのためにつくられたものです。
なので外からでは、庭園をつくりあげた作庭家の「真の狙い」を目の当たりにはできません。
このイベントでは、清流園の「作庭家のたくらみ」を実際に眺めることができます。
それだけでなく、非公開の香雲亭に立ち入って、優雅に朝食がいただけるなんて♡
この特別感、味わってみませんか?
香雲亭で愉しむ朝食~京のゆば粥御膳~
『香雲亭で愉しむ朝食~京のゆば粥御膳~』の内容は、どのようなものなのでしょう。
御膳を提供しているのは、祇園の「京料理いそべ」さんです。
京都ならではの食材と伝統的な調理法にこだわる、こちらのお店が提供してくださる朝食は、自家製の生ゆばを使ったお粥と季節の一品がついた「京のゆば粥御膳」。
関西の夏といえば、やっぱり「鱧(はも)」。
関東で生まれ育った私は、大阪にお嫁に来るまで知らなかった美味しい食材です。
「季節の一品」が、時期によって変化するのも嬉しいポイント。
お好きな一品を選んで、関西ならではの「夏の食の楽しみ」を優雅な空間でご堪能ください!
【季節の一品】
・ 7月15日〜31日:鱧(はも)落とし
・ 8月1日〜8月15日:加茂茄子田楽
・ 8月16日〜8月31日:鮎の竜田揚げ
・ 9月1日〜9月15日:萩豆腐と鱧の吸物
・ 9月16日〜30日:丹波栗と湯葉の茶碗蒸し
『香雲亭で愉しむ朝食~京のゆば粥御膳~』
7月15日(土)~9月30日(土) 9:15~10:15
おひとり様 3,700円(税込)・別途二条城の入城料が必要です
詳しくはこちらをご覧ください
朝食のあとのお楽しみ・今だけの二条城体験
朝御膳と一緒に、今だけ体験できる二条城の特別な情報をご紹介します。
朝食のあとにはゆったりと、二条城を散策しましょう。
「遠侍(とおざむらい)勅使の間(ちょくしのま)」への特別入室
二の丸御殿の「遠侍 勅使の間」は、天皇の使者である勅使を迎えていた特別な部屋。
7月19日(水)〜8月21日(月)の期間には、この貴重な「遠侍 勅使の間」に、特別に入室することができるのです。
狩野派の絵師たちが描いた見事な障壁画や天井画、そして欄間の美しい彫刻がすぐ目の前で眺められる、何とも贅沢な至極のとき。
この期間を狙って二条城に行くのもいいですね。
7月・8月の火曜日は、二の丸御殿の観覧休止日ですのでご注意ください!
「二条城障壁画 展示収蔵館」の障壁画原画公開
二条城の目玉でもある、二の丸御殿の障壁画。
実は二の丸御殿の障壁画は、重要文化財の保護のため、御殿の部屋の中ではレプリカが展示されています。
実物があるのは、別棟の「二条城障壁画 展示収蔵館」です。
こちらでは年に4回、原画を入れ替えて展示されているのですが、これがもう圧巻!
収蔵館の中には6畳ほどの畳敷きのスペースがあるので、ぜひ座って実物の障壁画を眺めてみましょう。
正座をしてみると、まるで御殿の部屋の中で眺めているような臨場感があり、イメージが膨らんでワクワクします。
7月13日(木)〜9月10日(日)の期間は、「勅使を迎える青楓(あおかえで)~<遠侍>勅使の間~」が開催されます。
二の丸御殿の「遠侍 勅使の間」の実物を目の当たりにするチャンスです。
ぜひこちらもご一緒にお楽しみくださいね。
『二の丸御殿障壁画原画公開』
詳しくはこちらをご覧ください
まとめ
二条城の魅力は、御殿だけでなく、二の丸庭園をはじめとした美しい庭園です。
青々とした緑と水のきらめきを楽しめる夏の二条城も、またオツなもの。
スペシャルな体験とともに、四季折々の二条城をお楽しみくださいね。
では、また!