『あなたの好きな戦国武将は?』
お城カタリストでは、2021年2月18日から2月26日正午までの期間に、質問2つの無記名アンケートを実施しました。
ホームページのほか、Facebook・Twitter・LINEグループ等SNSでアンケートを呼びかけましたところ、最終的に「74件」という多くの方からご回答をいただきました。
ご協力いただいた皆さま、ありがとうございます!!
質問1:三英傑の中で、あなたが好きな人物は誰ですか?
今回のアンケートでは、2つの質問がありました。
1つ目は、戦国時代を代表する、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三英傑から1人を選択する質問です。
その結果がこちら!
1位 織田信長 39票(52.7%)
2位 徳川家康 20票(27.0%)
3位 豊臣秀吉 15票(20.3%)
予想通り、織田信長が1位でした!
革新的でカリスマ性の高い信長は、いつの時代も人気の戦国武将です。
合理主義者で、比叡山の焼き討ちのような残虐性を合わせ持つところから、魅力的だけれど絶対に上司にはしたくない人物と例えられることもあります。
本能寺の変で亡骸が見つかっていないのも、ミステリアスで惹きつけられるポイントかもしれません。
質問2:あなたが最も好きな戦国武将は誰ですか?
2つ目の質問は、最も好きな戦国武将を入力する記述式の質問です。
質問1と重複可能。大名・家臣・軍師・僧侶・公家など戦場で戦った人物ならOKとします。
戦国時代の期間は諸説ありますが、ここでは応仁の乱(1467年)から大坂の陣(1615年)までを戦国時代として回答を求めました。
気になるその結果は……
栄えある第1位は、真田信繁(さなだ のぶしげ)でした!!
『日本一の兵(ひのもといちのつわもの)』と称される、あの真田幸村(ゆきむら)です。
明智光秀のように、武勇だけでなく散りゆく美しさにも魅了される武将なのかもしれません。
大河ドラマ『真田丸』での堺雅人さんの好演も、人気に拍車をかけているかもしれませんね。
以下、集計結果はこのようになりました。
1位 真田信繁 8票
2位 伊達政宗 7票
3位 黒田官兵衛 6票
4位 明智光秀 5票
4位 織田信長 5票
4位 立花宗茂 5票
7位 上杉謙信 4票
8位 蒲生氏郷 2票
8位 真田昌幸 2票
8位 武田信玄 2票
8位 竹中半兵衛 2票
8位 藤堂高虎 2票
8位 徳川家康 2票
8位 前田利家 2票
以下は1票獲得の武将です。
朝倉宗滴/石田三成/上杉朝興/宇喜多直家/宇喜多秀家/加藤清正/片倉景綱/木下延俊/斎藤道三/志道広良/武田信勝/長 連龍/豊臣秀吉/北条氏政/北条氏直/細川政元/本多忠勝/前田慶次/毛利元就(五十音順)
無効票→坂本龍馬:1票
戦国時代(応仁の乱(1467年)から大坂の陣(1615年)まで)の武将ではないので無効とします
順位表に、大河ドラマの主人公になった武将を太字で表記してみました。
ここから分かるのは、ドラマの影響もあるのかもしれませんが、大河の主人公に抜擢されるほどの潜在的な人気があるということでしょう。
再来年(2023年)の大河ドラマは、嵐の松本 潤さんが主人公を演じる『どうする家康』ですから、家康の人気はぐっと上昇するかもしれません。
そんな中に食い込んできたのが、立花宗茂(たちばな むねしげ)。
実父:高橋紹運(たかはし じょううん)と、養父:戸次道雪(べっき どうせつ・立花道雪とも)という、ふたりの名将に育てられた宗茂は、秀吉や家康にも一目置かれた武将です。
関ヶ原の戦いで豊臣方の西軍についたにもかかわらず大名に復帰した武将は、宗茂以外存在しません。
宗茂のことをネットで調べていたら、面白いモノを見つけました!
「ときは戦国時代末期。生涯ただ一度も戦さに負けたことがない武将が柳川にいた。その男の名は”立花宗茂”」ではじまる、ラジオ番組『加来耕三が柳川で大河ドラマをつくってみた』です。
このラジオ番組は、戦国末期に活躍した武将:立花宗茂の魅力と、福岡県柳川市を舞台にした宗茂の大河ドラマの実現に向けて、歴史家の加来耕三さんとRKB毎日放送が、あえて斬新につくったというもの。
ラジオなので音声だけですが、全26話を↓下記のサイトから聴くことができます。
パロディとダジャレ満載のラジオドラマと、加来さんのぶっちゃけトーク対談の1話13分ほどの番組です。
クスッと笑いながら、立花宗茂の一生をなんとなく知ることができますよ 笑
まとめ
あなたの予想はいかがでしたか?
アンケート結果からも、教科書に載っている戦国武将は、ほんのひと握りでしかないことが分かるでしょう。
武将の数だけ、ドラマがあります。
私が大好きな武将は、藤堂高虎さま♡です。
高虎さまが関わったお城がたくさんあったことも、私のお城愛を加速させる要因だったかもしれません。
戦国武将って? という方は、気になる武将を1人見つけてリサーチしてみてはいかがでしょう。
大好きな武将に出会うと、歴史やお城の楽しみ方に奥行きが増します。
好奇心が刺激されて「もっと知りたい!もっともっと」と知識欲が湧いてくることでしょう。
戦国武将に、人物にフォーカスすることで、そんな相乗効果があると私は思います。
ちなみに↓こちらが2020年のYahoo!検索のデータに基づいて発表された「日本の武将 検索ランキング」です。
大河ドラマ『麒麟がくる』の影響でしょうか、1位:明智光秀・2位:織田信長・3位:斎藤道三という結果になっていました。
アンケートのご協力ありがとうございました!
これからもアンケートで意識調査をしたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。
では、また!