岡山城|天守大規模改修のため2022年秋まで一時休館

岡山城

岡山城(岡山県)の天守は、大規模改修のため5月31日をもって一時休館します。

休館期間:2021年6月1日〜2022年秋(予定)

今回の大規模改修は、耐震補強とバリアフリー化、昨年10月に発表されたアスベストの撤去が主な目的のようです。

新年早々の「ひっかき傷」被害でも、天守のすべての階で傷が確認された岡山城ですから、残念な傷あともきれいにしてもらえたらいいなと思います。

この改修で内装を一新し、階ごとにテーマを設けたわかりやすい展示にするそうなので期待したいですね。

岡山城とは

岡山城

岡山城の天守は、宇喜多秀家によって慶長2年(1597)に望楼型という古式の建築様式で建てられたものです。

宇喜多秀家のあとは小早川秀秋が入り、その後は徳川家康の孫にあたる池田家の血筋が幕末まで治め、天守をはじめとした城の建造物が継承されます。

明治の廃城令で幸いにも天守の破却を逃れたことで、戦前には国宝にも指定されるほど貴重な天守が残りました。

昭和20年の空襲で焼失しますが、戦後の天守再建運動によって、現在目にする天守は昭和41年に外観を復元して再建されたもの。この再建された天守が、大規模改修の対象です。

岡山城は、かつて黒漆塗りだった天守の姿から「烏城(うじょう)」の別名がある名城です。漆黒であるがゆえに、秀吉から許された金箔瓦がさらに美しく映えたことでしょう。

大改修のあとは、まさにカラスの羽のように黒光りする美しい姿が見れるかもしれません。金箔瓦のきらめきもより鮮やかになると期待したいですね。

野口

5月31日までは開館していますので、ビフォーアフターのBeforeの確認に行ってみてはいかがでしょう。それを知ると、さらにAfterが楽しみになるはずですよ。

工事の際は、烏城公園の立ち入り制限を行う予定だそうです。
期間・エリアについては、公式サイトで発信するとのことですのでご確認ください。

では、また!

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お城カタリスト